猫が歳をとると、毛づくろいをしなくなることがあります。うちのMさんもだいぶ前から毛づくろいをサボるようになり、ブラッシング&シャンプーシートが数日おきのルーティンになってきました。
この記事では、猫のブラッシングに私が使ってきたブラシを紹介します。毛質によって合う合わないあるよね。
まずは癒され動画をどうぞ
猫さんのブラッシングの仕方を知りたい方へ。まずは獣医さんの手際をご確認ください。
24歳(!!)のご長寿猫さんがブラッシングされる様子を眺めるだけの癒し動画。なんと平和な気持ちになれることであろうか。
いやそれにしても、ごっそり取れましたね。毛。
高齢猫にブラッシングって必要?
若くても毛づくろいしない子もたまにいるそうで、あまり気にすぎる必要はなさそうですが、清潔にしてないと、猫さん/飼い主、お互いに不快ではありますわね。
猫が恒例になり、毛づくろいをサボるようになると、毛がもつれたり、フケが出たりします。長毛の猫さんでは、若くても毛づくろいしてても毛玉ができます。毛玉ができてしまうと切るしかない。
あと肉球や * に溶けた猫砂がひっついてたり、しますね。まあ本人あまり気にしていないようですが…
キレイにしていてほしいので、うちでは数日に一度、ブラッシングとシャンプーシート、実施のほうさせていただいておりますですはい。
毛質によって合うブラシって違うよね(うちは短毛&薄毛)
ここからは、うちで今まで使ってきたブラシを紹介します。
うちのMさんは短毛種ですが、その中でも毛の量が少なめです。
先に挙げたビデオのご長寿猫ナナさんも短毛ですけど、毛の密集具合はそこそこあるはず、あの「ごっそり」から推測すると。
Mさんはあそこまで「収穫」にはならないんですよ、せいぜいにゃんたま1個分くらい。
スタイリスト(飼い主)からすると超絶ベリーイージーな毛質のMさんです。
スリッカーブラシ
ご紹介したビデオで三毛猫さんに施されていたブラシです。うちでは、私の実家で暮らしてた狸猫さん(長毛)に一時期使ってました。
毛のもつれがほどけやすく、肌当たりも比較的ソフト、しかも製品数も多くどこでも手に入るという優等生な基本ブラシです。
ただ、短毛なMさんには使ったことがありません。
ファーミネーター
元々、長毛の狸猫さんのために買ったもの。季節によっては子猫1匹分は余裕で取れたものです。フォー!! やっぱ便利!!
と思ったけど、短毛のMさんにはやはり必要なかったです。一度試してみたけど、アトピーの悪化が心配なのと、そもそも取るべき毛もそんなになかったっていう。
シリコンブラシ(ラバーブラシ)
短毛種のMさんには長らくこれがベストマッチで、結局いちばんよく使いこんだのです。お肌にも優しそうで、抜け毛も程よく取れる。
逆に、長毛狸さんには、全くもって歯が立ちませんでした。
獣毛ブラシ
一番最近買ったもの。Mさんが毛づくろいしなくなったのでラバーブラシを引き続き使ってたんですが、地肌にフケが残るのが気になってました。
それで探したのがこれ。ちょうど地肌まで届くので、フケがよく落ちます。毛のもつれもいい感じでほどける。
最近は獣毛ブラシ+シャンプーシートの組み合わせがベストマッチです。
ただおそらくこれも、長毛猫さんや毛が密な猫さんには合わないように思います。あと抜け毛そのものをとる効果は低いです。
ブラシが終わったらシャンプーシート
ご紹介した動画でもナナさんが最後に施されてましたが、うちでも、ブラシ後にシャンプーシートで体を拭いてます。ブラシだけでは汚れまでは落ちないので。
シャンプーシートは、大きめのウエットティッシュみたいなもの(ただし紙質はもっと丈夫)です。使い方は取り出して、猫さんを拭くだけ。
背中や脚や顔を先にやって、終盤で耳と尻尾、最後にお尻を拭く、だいたいこんな感じの手順です。
老齢猫さんのグルーミング、いいよ
若い頃はあまり必要なかった行為を何日かに一度繰り返すようになると、あー、私たちの歴史も長くなったものだなあ、と実感するのであります。ボディチェックにもなるので、ぜひやってあげてくださいませ。
Mさんは抱っことかブラシとか悉く嫌いなのでグェーグェーと文句を言われながらですが(笑)、このマッタリした時間が私は好きです。