猫のお尻に傷が……!! 肛門腺(こうもんせん)破裂の治療体験記


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猫がお尻をやたら舐めてる? なんか痛そうにしてる! よーくみたら傷がある?! 尻穴じゃないところに穴があいてる……?!

初めて遭遇した時はべらぼーにびっくりしました。うちの猫さんが肛門腺(こうもんせん)破裂をやってしまったときの体験を書きます。

猫尻に穴が……!! 速攻で動物病院へ行く

ある日猫さんがやたらと尻を舐めているので、どうした? と思い近づいてみると……肛門の横あたりに、小指の先くらいの大きさの穴がぽっかり開いています。ちょっと膿っぽい液も出ている。エエエエ!!!

病院へ行き、獣医師の先生に「猫のオケツに穴が開いています!!」とこわごわ告げてみたところ

「あ、はじめてでしたか?(^∀^)」

という反応。

なんと、さほど珍しくはない症状だそうです。

肛門腺(こうもんせん)とはなんなのか

動物病院の先生から教えてもらいました。
猫のおケツの穴は、実は穴がひとつではなく、こういう感じになっております。

(    , * 、  )

↑後ろからしっぽを持ち上げて見たところ、とお考えくださいませ。

肛門(*)のわきに、よーく見ると極小の穴が空いています
(この部分→ , 、)。

これが肛門腺(こうもんせん)または肛門嚢(こうもんのう)です。においを出して自分の存在をアピールする役割があるそうで、スカンクとかがくさいにおいを出すのと同じ器官、ということです。

診断結果: 肛門腺破裂

肛門腺から出る液はふつうは自然に流れていくけれど、何かのきっかけで詰まってしまい、液が出なくなって破裂してしまう、という説明を受けました。コワイ

肛門腺破裂の治療: 今回はお薬中心でした

で、どう治療されたか。軟膏と、傷を保護するジェル(ドレッシング材というらしいです)が出されました。一日一回で一週間、毎日洗い流して付け直すように、という指示でした。

もうちょっと傷が大きかったら縫うこともあるそうです。今回はその必要はなさそうとのこと。

エリザベスカラー

せっかく傷を保護しても舐めてしまうと治らないので、猫さんにはエリザベスカラーをつけて生活してもらいます。

エリザベスカラーは病院でも購入できますが、サイズの合うやつをあらかじめ用意しておくといいですね。何度かは使うことになると思うので。

治療中の様子

猫の尻穴を洗うのはなかなか勇気がいるな……と思ったのは1回だけで、すぐ慣れます(*´∀`)
ギャアギャア怒られますが、気にしない。

2日目には通常通りのウンコをし、4日目くらいからは目に見えて傷が小さくなってきました。

1週間後にはすっかり回復

1週間後、再度病院へ行った際には少しの跡を残してほとんど塞がっていました。猫の回復力すごいな〜。さすがケモノだ〜。

肛門腺絞り

肛門腺破裂になりやすい猫さんは、たまに肛門腺を絞るといいとのこと。自分でできないこともないですが、難しいので、動物病院でお願いしたほうがいいです。

肛門腺絞りの頻度は数ヶ月に1度くらいやるといい、と言われて次の機会に病院で肛門腺絞りをお願いしてみたのですが、そのときは「あんまり溜まってなくて、出なかったです」と言われました。

ふつうは自然に流れ出るものだから、必要ないときはないらしい。たまに(*)をチェックする習慣をつけるのがいいですね。

うちではまだ見たことないけど、猫さんによっては、肛門腺に詰まった液が黒ごまみたいな感じでくっついていることもあるそうな。濡らしたコットンなどで拭き取ってあげるといいそうな。